本日の筒井学童学区内紹介では「建中寺」を取り上げます。
先週日曜日から唐突にスタートしたこのシリーズ。
第2回目の今日は、筒井学区としてはやはりここは外せない、建中寺を紹介します。
画像はWikimedia Commonsからの転載です。
徳興山建中寺は、江戸時代初期の慶安4年(1651年)に、尾張徳川家第2代当主徳川光友が、父である第1代当主徳川義直(徳川家康の九男)の菩提を弔うために建立したとされています。以来、尾張徳川家の菩提寺として、歴代当主の墓所となってきました。現在では、2代光友以外の当主の墓所は平和公園に移されています。
建中寺の現在の境内は、創建時よりもかなり狭くなっています。というのも、太平洋戦争以前は境内であったところに、戦後になって東区役所、名古屋市立あずま中学校といった施設が多数建てられたからです。また、現在の境内の南側、上の画像の総門までの間は、筒井学童の子供の遊び場になっている建中寺公園となっています。
毎年6月の第1土曜日・日曜日には、名古屋地区の夏祭りの先陣を切る形で筒井町天王祭が行われ、江戸時代から伝わる神皇車・湯取車の2台の山車が町内を練り歩くと共に、建中寺公園には屋台が立ち並びます。