高学年児童。

筒井学童クラブには、1年生から6年生までの児童が在籍しています。

地域によっては「学童保育は3年生まで」といった場合もあるようですが、名古屋市内の学童の場合はおおむね6年生まで在籍できるところが多いようです。
しっかり調べたわけではないので、断言はできませんが。

さて、学童での生活の中で、高学年児童の果たす役割はかなり大きいです。
4年生以上ともなると、学童生活において「自分のことは自分でしっかりやる」ことはもはや前提となってきます。
その上で求められるのは「いかに他のメンバーのサポートをしてあげられるか」になってきます。
高学年になりたての4年生には少々荷が重い局面も正直ありますが、5年生以上ともなると「高学年としての経験を1年以上積んだ」わけですからね。
もちろん、そうは言ってもまだまだ小学生ですから、的確な大人サイドからのサポートは必要なんですが。

昨今の学校や地域社会では「上の子が下の子の面倒を見る」という局面が想像以上に減ってきています。
そういう意味では、学童生活においてそれを求められるというのは、子供達にとってはよい経験の場なんだと思います。
この能力は成長するにつれどんどん強く求められるようになってきますが、だからといってすぐには身につかないものですから。
ゆっくりと時間をかけて成長させていかなくては、と思います。

まあ、そうは言っても、ろくに言うことを聞かない低学年のお世話をするのはしんどいけどね。

1 thought on “高学年児童。

  1. O氏

    デイキャンプ、みなさまお疲れ様でした。
    高学年が低学年の面倒を見るという学童は、現在本当に貴重な場だと思います。学童を利用しない子供たちはそのような経験がほとんどないまま、中学生になっていきます。それでいいのでしょうか。中学生になると先輩後輩の関係が出てきます。そして中高生の時代に先輩後輩の関係を学んでから大学生になり、社会人になっていけば、社会に出て自然と人間関係の築き方が身についています。小学生時代の遊びの中での人間関係(上下関係)、これはよき社会人になるための大切な学びの場なのです。

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