筒井学童の学区内紹介-6.神皇車と湯取車(筒井学区)

筒井学童学区内紹介、6回目は「神皇車と湯取車」を取り上げます。

筒井学区内には、古い歴史を持つ山車が2両あります。

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画像はWikimedia Commonsからの転載です。

2両ある山車の1両、神皇車は、江戸時代後期の1824年(文政7年)に作られたものを1887年(明治20年)に譲り受けたものと伝わっています。

名古屋にある山車にはからくりの機構を備えたものが多いのですが、この神皇車のからくりは、山車の名前にもなっている神功皇后人形を初めとする4体の人形が、故事にちなんだ内容を演じるものです。
1973年(昭和48年)には、名古屋市の有形民俗文化財にも指定されています。

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画像はWikimedia Commonsからの転載です。

もう1両の山車、湯取車は、江戸時代前期1658年(万治元年)に作られたものが1831年(天保2年)に譲られたものと伝わっています。名古屋に現存する山車の中では、最も古い歴史を持っていることになります。
湯取車のからくりは湯取り神事を演じるのもので、紙吹雪が釜から吹き上がるシーンが見どころです。
1973年(昭和48年)には、神皇車と同じく名古屋市の有形民俗文化財に指定されています。

これら2両の山車が筒井町内を練り歩く筒井町天王祭が行われるのも、もうすぐです。
今年は6月6日金曜日夜の前夜祭から始まり、祭のフィナーレの8日日曜日夜まで、筒井学区内はにぎやかです。

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